慰謝料について知りたい!

慰謝料という言葉を耳にすることはあっても、実際にどういうときに使用されるのか知らないこともあるでしょう。また、どのようなケースで、どのくらいの慰謝料が発生するのものなのでしょうか?ここでは、慰謝料弁護士が慰謝料について説明します。

慰謝料とはそもそもどういうもの?

慰謝料とは、精神的な部分のダメージに対する損害賠償のことを意味しています。たとえば、自動車事故を起こした場合、車の修理代などは分かりやすい金額が提示されます。しかし、その人の心の傷の治療には、はっきりした金額を示すことができません。たとえ怪我が完治したとしても、その事故の恐怖がトラウマにとなって、一生悩まされ続けることもあるでしょう。
交通事故以外でも、不貞行為や誹謗中傷などで名誉を傷つけられたりするとします。そういう際に、慰謝料、つまりお金によって、その罪を償ってもらうというわけです。名誉や生命、貞操、自由といった曖昧な部分を賠償するために、慰謝料というものが存在するともいえるでしょう。曖昧な部分だからこそ、慰謝料弁護士に依頼するのが最善策です。

浮気や離婚の慰謝料の相場とは?

慰謝料で、真っ先に思い浮かぶのが不倫のケースかもしれません。配偶者や浮気をした相手に、慰謝料を支払ってもらうというものです。あるいは「慰謝料をたっぷりもらって離婚する」という言葉も耳にすることもあるかもしれません。
では、この際の慰謝料とは、どのくらいが相場なのでしょうか?これは、一般的に50万円から300万円くらいが相場だと考えられています。不倫の深刻度のほか、離婚の際には婚姻年数も考慮されて慰謝料の額というのは決まります。ほんの一度の遊びの浮気という場合と、別居さらには離婚に至ったケースとでは、慰謝料の額が大きく違ってくるというわけです。芸能人の離婚などではもっと高額だったと感じるかもしれませんが、それは慰謝料のみならず財産分与が含まれている可能性が高いでしょう。

慰謝料を求められた場合には?

慰謝料は、払ってもらうだけでなく、自分が支払う側になる可能性もあります。不倫や離婚、交通事故などであれば、明らかに原因がはっきりしています。請求されると支払うべきだと感じもするでしょう。
しかし、それ以外で、いきなり慰謝料を請求されるというケースがまれにあります。これは名誉棄損という名目であることが多いものです。名誉棄損とは、相手の名誉を著しく害した場合に適用されます。けれど、理不尽に慰謝料請求してきたという場合には、支払う義務はありません。慰謝料が認められるのは、裁判所の判決や和解、示談などで双方が同意した場合のみです。一方的な言いがかりによる慰謝料請求は脅迫罪に抵触する可能性があるので、速やかに慰謝料弁護士など法律の専門家や警察に相談することをおすすめします。