慰謝料の額はケースバイケース

結婚生活を送っていると、相手が不倫をしてしまったというケースも出てきますよね。そんなときには、慰謝料をもらうことができます。慰謝料の額は、ケースバイケースで変わってくるので、どういった事情があれば高くなるのかを慰謝料弁護士がご紹介します。

不倫によってどの程度夫婦関係に亀裂が入ったか

不倫によってどの程度夫婦関係に亀裂が入ったかは、裁判時にも最も注目される部分でしょう。不倫をして片方がとても傷ついたが、それでも同居をして婚姻関係を継続するというときには、そう大きな慰謝料はもらうことができません。50万円程度が相場になるのではないでしょうか。別居をしたときで100万円から200万円、さらに離婚に至った場合でおよそ300万円というのが相場になっています。ただ、これだけですべての額が決まるわけではありません。夫婦関係は人によっていろいろですし、不倫の内容もいろいろでしょう。様々な部分を総合的に判断して慰謝料の額が決まるので、一概にいくらということはできないのです。慰謝料弁護士さんを雇って裁判で争っていくケースも多くなっています。

不倫相手の年齢までもが額には影響を及ぼす

不倫で慰謝料が発生するケースは少なくありませんが、その際には本当に細かい部分まで、算出基準として使われることとなります。たとえば、旦那が浮気をしたという事例で考えてみると分かりやすいです。旦那が50代で、相手の女性が10代なら、慰謝料の額も大きくなります。年齢差が大きければ大きいほど額が上がるというのは、この業界では当たり前のこととして認識されています。考えてみれば当然のことでしょう。年齢が上の者が主導権を握ったと容易に推察できるからです。浮気と言っても、相手に積極的にアプローチをされたのか、こちらから積極的にアプローチをしたのかでは、大きく事情が違ってきます。そうした細かい部分まで、きちんと裁判所は見てくれるということです。

婚姻生活が実質的に破綻していなかったかどうか

結婚をしていても、婚姻関係が実質的に破綻をしていることはよくありますね。すでに別居をしていて、後は離婚を待つだけというような状態では、不倫をしたところでそう大きな責任を負わされることはありません。家庭内別居のような形でも問題はないですし、夫婦間が冷めきっていたという場合にも、責任は重くはならないものです。こうしたケースでは、慰謝料もほとんど取ることはできないでしょう。保護するべき温かい家庭というものがそもそもなかったということですから、被害の回復も何もありません。逆に家庭円満だったときの不倫は、高額な慰謝料を請求されることがあります。結婚生活の長さや質によっても、慰謝料の額は変わってくるということですね。慰謝料弁護士に相談して、どのくらいの額がもらえるのか算出してもらいましょう。